愛煙家の人たちには欠かせないタバコ。
コンビニでコーヒーやお弁当などと一緒にタバコの購入をする人も多いことでしょう。
しかし、タバコを購入した時は、Tポイントにタバコの金額分も加算されているのでしょうか?
実は現金で購入して、Tポイントカードを提示してもTポイントをもらうことができません。
そこで、他の商品と一緒にタバコを買っていると気づかない、Tポイントとタバコの関係をわかりやすく解説していきます。

通常ではタバコの購入でTポイントは付きませんが、年会費完全無料で使えるファミマTカードならタバコの購入でもTポイントがもらえます!
むしろ、200円毎に4ポイントがもらえるファミマTカードはファミマユーザーなら使わないと損なんです。
使い道が広いTポイントだからこそ、貯めないともったいないですよね。
だからこそ、一切年会費等がかからないファミマTカードは最適で活用したいカードですよ。
Tポイントはタバコを購入してももらえない!

タバコを買うときにTポイントカードを出せば、Tポイントはもらえるのかということですが、結論から言うとタバコの購入ではTポイントをもらうことができません。
なぜ、タバコにはTポイントを付けてもらうことができないのか?
その理由は2つあります。
ただ、例外としてタバコの購入でもTポイントがもらえる方法もあるので、そちらも必ずチェックしておきましょう!
Tポイントを付けれないタバコ側の理由
タバコは原則定価で販売することが決められています。
『たばこ事業法』という法律により、タバコ会社(またはタバコ輸入業者)が小売価格を決めて、それを財務大臣に申請してから認可を受け、販売されるという仕組みです。
つまり、小売業者がタバコの小売価格を勝手に変えることはできませんし、安売りすることはできません。
タバコ代をポイントで還元することは、「安売りすることと同じ考え」になりますので、ポイントを付けることができないのです。
ポイント側の理由
そしてもう一つの理由は、ポイント側にもあります。
基本的に「税金」はポイントの対象外になります。「消費税」がポイントとして付かないのはこういうことなんですね。
タバコの金額は「国たばこ税」「地方たばこ税」「たばこ特別税」そして「消費税」の4つの税金が合わさって決まります。タバコの税金は約6割から7割といわれています。
ということは、1個450円のタバコの税金が7割だったとすると、『すべての税抜き価格 135円』。
もし、タバコ代がポイントとして還元できたとしても、「税金」の分を引いた価格ではポイントはほとんど付かないことになります。
こうして考えてみると、タバコの税金ってものすごく高いですよね・・・。
Tポイントでタバコを購入することもできない!
上記の理由をふまえて、Tポイントでタバコを購入することもできません。
ポイントで購入することは、これもまた「安売り」と同じ考えになるからです。
タバコとコーヒーを購入するときにポイントを使うと、コーヒーのみポイントが引かれてタバコは現金で購入するというややこしい支払方法になってしまいます。
お酒ならTポイントで買うこともできる!
それならば、お酒の場合はどうなのでしょうか?
お酒は購入するときにしっかりとTポイントが付きます。それは、お酒は小売業者が自分で価格を決めることができるからなんですね。
こういったことから、Tポイントを使ってお酒を購入することももちろん可能になるわけです。
Tポイントが付くか付かないか、Tポイントで購入することができるかどうかは、「各小売業者が独自の価格を決めることができる商品かどうかによる」と考えるとわかりやすいですよ。
その他のTポイントがもらえない商品

タバコ以外にTポイントが付かない・もらえない商品とはどういったものがあるのでしょうか。
主にTポイントがもらえない商品は以下のものが挙げられます。
- 切手やはがき、収入印紙などの印紙類
- プリペイドカード(クオ・カードなど)および商品券などの金券
- チケット
- toto
- 電子マネーのチャージ代
(公共交通機関発行の電子マネー、Tマネー、楽天Edyカード、WAONカードなど) - 公共料金の支払い
- クレジットカードの支払い
- ローンの支払い
- スマートピット
- 店内に設置してあるコピー機やFAXなどの使用料
意外にも、これだけのものがTポイントをもらうことができないんです。
なぜそれぞれTポイントをもらうことができないのかを、次に詳しくお話していきますね。
切手やはがき、収入印紙などの印紙類
Tポイントの付かない商品の代表といっていいほど認知度の高いものが、
- 切手
- はがき
- 収入印紙などの印紙類
ですね。こういった類いのの商品はTポイントカードだけでなく、どのカードでもポイントは付きません。
クレジットカードでの支払いができないところもありますので、裏ワザでポイントを獲得しようとしても難しい商品でもあります(ただし、一つだけTポイントを付けることができる方法があります。後にご紹介しますね。)。
プリペイドカード、クオ・カードおよび商品券などの金券類・チケット・toto
プリペイドカードや商品券といった金券類もTポイントを付けることはできません。
金券類でポイントが付けば、かなりのポイント数獲得になりますが、こちらも「小売業者で価格を決めることができない商品」ですので、残念ながら獲得はできません。
ただし、チケットやtotoについては、ポイントを利用して購入することはできます。
電子マネーのチャージ代(WAONカード、公共交通機関発行の電子マネー、Tマネー、楽天Edyカードなど)
電子マネーのチャージ代金もTポイントは付きません。
こちらはお店の「商品」ではありませんから、Tポイントも付かないということです。
電子マネーにチャージする時はクレジットカードでチャージして、クレカのポイントをもらうという方法を取るのが、ポイントをもらう方法ですよ。
公共料金の支払い・クレジットカードの支払い・ローンの支払い・スマートピット
公共料金やクレジットカード代金の支払いでも、コンビニでTポイントをもらうことはできません。
あくまでも「コンビニが料金収納の代行をしてくれるもの」ですので、「商品」はないからなんですね。
店内に設置してあるコピー機やFAXなどの使用料
ファミリーマート店内に設置してある機械を使用して「コピー・FAX」をした場合もポイント獲得にはなりませんので注意してくださいね。
Tポイントがもらえない商品でもTポイントをもらう裏技!

Tポイントは通常のTポイントカードだと還元率は0.5%なので、加盟店は多いものの、なかなかポイントは貯まりにくかったりしますよね。
そこで、Tポイント対象外商品でも「どうしてもTポイントが欲しい!」という人のために、Tポイントを獲得する裏ワザをご紹介していきますので、ぜひTポイント獲得に役立ててください。
クレジットカードで獲得!
普段はタバコの購入でもTポイントをもらうことはできませんが、ファミマTカードなどのクレジットカード(Tポイントが付くもの)を使って支払いをするでと、Tポイントを獲得することができます。
では、先の<切手やはがき、収入印紙などの印紙類>の中でお話した、一つだけポイントを付けることができる方法を、ここでご紹介しますね。
切手やはがきや収入印紙などは、普通のクレジットカードで支払うことはできません。
これはよく知られていることではないでしょうか?
しかし、『ファミマTカード』だけはファミリーマートで切手やはがきといった類いの代金を支払うことができるんです。
この方法を知っている人は少ないことでしょう。
この場合「クレジット機能を使って支払いをする」ということが前提になりますので、間違えて現金払いをしてしまわないようにしましょう。
そうすることで、通常のTポイントと同じように「税込み200円で1ポイント」が加算されることのなるのです。
またファミリーマートで、
- 収納代行サービス(携帯・スマホの使用料金、公共料金など)
- プリペイドカードといった金券(クオ・カードなど)
- 商品券
- チケット
などといった支払いに関しても『ファミマTカード』でクレジット決済で支払いをしてしまえば、Tポイントがしっかりと付きますので、取りこぼしなくTポイントを獲得することができますよ。
ファミリーマートをよく利用する人にとっては、Tポイントを貯める上でファミマTカードは『最強カード』といっても過言ではないですね。

デビットカードで獲得!
ファミマTカードVISAデビット付きキャッシュカードは終了しました。
クレジットカードはもうすでに必要なものは持っているし、あまりたくさん作りたくない…という方はジャパンネット銀行で発行している、『ファミマTカード VISA デビット付キャッシュカード』を発行するのも一つの方法です。
デビットカードなので、残高から支払うためほぼ現金感覚で利用することができ、Tポイントも獲得ができます。
- タバコ
- チケットなど
上記の商品がそうです。
ただし、こちらもファミリーマートで購入することが前提となりますので、間違えないようにしてください。
ここでひとつ気を付けておきたいサービスがあります。それが『クロネコヤマト宅急便』および『宅急便コンパクト』の支払いです。
ショッピングポイントのみが付く通常のTポイントカードや、ファミマTカードでの支払いならTポイントが付きますが、宅急便関係をデビットカードで支払ってもTポイントは付かないんです。
宅急便を利用したい時には、別のTポイントカードを使用するようにした方がいいですね。
他にもファミマTカードでTポイントが付いても、デビットカードでは付かないものがあります。
- 切手やはがき、収入印紙などの印紙類
- 収納サービス(携帯・スマホの使用料金、公共料金など)
- プリペイドカードといった金券(クオ・カードなど)
- 商品券など
上記の商品もデビットカードではTポイントを付けてもらうことはできませんので、支払いのときに気を付けておきたいですね。
Tマネーで獲得!
「Tマネー」とは、Tポイントカードを電子マネーとして使用することができる便利なサービスです。
ほとんどのTポイントカードにTマネーが付帯しているにも関わらず全く広まっていない電子マネーです・・・。
タバコを購入したいときは、ファミリーマートに行ってTマネーで支払いをすることにより、Tポイントが加算されていきますのでお得になりますよ。
また、チャージしてからお買い物をするという方法ですので、利用上限額はチャージした金額。
使いすぎの防止にもなりますので、お金の管理もしっかりできる優れものですよ。
ただし、Tマネーで支払いをしたときのTポイントの付き方は、他のTカードとは大きく違いがありますので気を付けてください。
Tマネーは、
『毎月1日から月末までの合計利用金額に対して、税込み500円につき1ポイント獲得』
となりますので、月初めから月末までは1か月分のTポイントが付かないという仕組みなのです。お買い物をしたその場で「ポイントが付いていない!?」と慌てないようにしてくださいね。
楽天Edyカードで獲得!
ちょっと意外な感じがしますが、楽天Edyは楽天ポイントでなくてもどのポイントでも貯めることができます。
楽天Edyで楽天ポイント以外を貯めることができるのは、おサイフケータイの楽天Edyのみです。
楽天Edyは貯めたいポイントを自分で選んで設定することができますので、このときに「Tポイント」選択すれば、楽天Edyを使用するたびにTポイントがどんどん付いていきます。
そして、貯めるポイントをTポイントの設定をした楽天Edyカードを使ってタバコを買うことで、Tポイントが獲得できる!というわけなんです。
楽天Edyは楽天ポイントのみという印象が強いですが、実は柔軟性のある電子マネーだったのです。
楽天Edyは先にお金をチャージしてから使用しますので、それ以上使いすぎてしまう心配がありませんよ。
また、楽天Edyのチャージを『Tポイントの付くクレジットカード』でおこなうことにより、Tポイントがさらに獲得できるというわけです。
ソフトバンクカードで獲得!
自分の携帯やスマホがソフトバンクであれば、ソフトバンクのお店でソフトバンクカードやプリペイドカードを無料で受け取ることができます。
「ソフトバンクカード」とは、VISA加盟店で使用することができて使った金額に相当するTポイントの獲得ができるというものです。
このソフトバンクカードにTポイントをチャージすることで、ファミマTカードと同じようにファミリーマートでタバコを購入することが可能なんですよ。
しかもソフトバンクカードは、購入するまたは使用する種類を問うことはなく、どんなものであっても利用した金額に応じたTポイントが付くので、タバコでもしっかりとポイントの獲得ができます。
ただ、Tポイントをソフトバンクカードにチャージするとき、「100ポイント」が「85円」と少ない金額になってしまいます。
これに関しては少々惜しい気もしますが、タバコを購入することで新たにTポイントが付いてくれることを考えると、「ポイントの持ち腐れよりはいいかな…」と思えてきます。(実際は損ではありますが…)
背に腹は代えられないというわけですね。Tポイントには1年間という有効期限がありますし、うまく利用していけばポイント失効の危機も回避できますよ。
タバコの購入でTポイントを貯める方法まとめ
通常のTポイントカードでは、タバコや金券・切手などを購入してもTポイントが付くこともなければ、ポイントを利用して購入することもできませんが、裏ワザを使って購入することでTポイントをザクザクと貯めていくことができますね。
せっかくお買い物をするのですから、しっかりと貯めて有効に利用していきたいところです。
Tポイントの取りこぼしがないように、上手にポイントを貯めていきましょう。